*Emergency Physician:診療領域・重症度を問わない救急外来診療を行う医師
概要
我が国では人口の高齢化などの社会的状況の変化から、初期、2次救急を含めて幅広く診療できる能力が求められております。
当院は三重県津市の地域の中核病院として、日常的な健康の問題に対して、かかりつけ医と連携し、患者様に対して専門的な検査・治療を提供します。
救急科は2022年に開設され、津市の救急の中核病院として、救急外来(ER)を受診した患者の初期診療を、各診療科と連携しながら行なっています。
また臨床研修病院でもあるため、初期研修医は年間を通して救急専従医から救急診療の基礎を学ぶことができます。
診療内容・特徴
地域の中隔病院として、質の高い救急医療を提供すると共に、
病院間格差・地域格差にも対応できる地域で活躍するEmergency Physicianの育成を目指します。
臨床:地域のかかりつけ医と連携として、専門的な検査・治療を必要する患者に対する初期診療を行います。
教育:臨床研修制度において、救急科ローテーションは必須項目として位置付けられています。救急科ローテーションでは広く医師全般の教育研修の場で専門性を発揮する十分な能力を身につける必要があります。
当院は年間を通して救急専従医よりこれらの初期診療能力を養う学ぶ環境を整えています。
患者様の視点に立ち、いくつも問題を抱えている場合においては専門診療科と協力して、最善な医療の提供を心がけます。
時間帯によっては診療時間が長くなり、外来診療での待ち時間でご迷惑をおかけすることがあります。紹介状や、普段のお薬手帳・これまでの検査結果などがあればスムーズですので、なるべくご持参のうえ受診いただけると助かります。
学生研修医の皆さんへ
当院は救急車受け入れ数は年間5000台に迫り、三重県内でも有数の急性期病院です。
症例のバリエーションは豊富で、ERでの初期診療から病棟管理まで、熱心な指導医のもとで研修することができます。
ERでは救急診療を実践する場所として重症度判断や初期治療に加え、多数患者のマネージメントや社会的背景への介入についても学ぶことができます。
日々の症例検討に加え、研修医が中心となって各診療専門科との合同カンファレンスを2回/週行い、教育の機会を提供しています。
見学は随時可能ですので、お気軽にご相談ください。
問い合わせ
事務部 管理課 庶務班長
317-miechuo-kenshu@mail.hosp.go.jp
TEL 059-259-1211 内線1204
FAX 059-256-2651
氏名 | 信岡 祐(のぶおか ゆう) |
救急科医長 | |
出身 | 平成14年三重大学医学部卒 |
専門など | 日本外科学会 専門医・指導医 |
氏名 | 江角 亮 (えすみ りょう) |
救急科医師 | |
出身 | 平成27年三重大学医学部卒 |
専門など | 日本救急医学会専門医 |
氏名 | 家城 洋平 (いえき ようへい) |
救急科医師(非常勤) | |
出身 | 平成18年 三重大学医学部卒 |
専門など | 日本救急医学会専門医 |
氏名 | 石田 壮磨 (いしだ そうま) |
救急救命士(非常勤) | |
出身 | 令和5年 東海学院大学心理学部卒 |
専門など | JPTECプロバイダー |
氏名 | 平子 優馬(ひらこ ゆうま) |
救急救命士(非常勤) | |
出身 | 令和5年 東海医療工学専門学校卒 |
専門など | BLSプロバイダー |
救急外来受診患者数
|
2019年度計 |
2020年度計 |
2021年度計 |
2022年度計 |
2023年度計 |
救急車 |
3,999 | 3,830 | 3,822 | 4,933 | 5,624 |
救急車以外 |
2,304 | 1,869 | 1,921 | 2,103 | 2,224 |
合計 |
6,303 | 5,699 | 5,743 | 7,036 | 7,848 |
2023年度 重篤な疾病患者数
心肺停止 |
急性冠症候群 |
大動脈解離 |
脳卒中 |
消化管出血 |
心不全 |
意識障害 |
|
2023年度 |
68 |
53 |
35 |
277 |
45 |
145 |
167 |
外来受診についてのお問い合せ先
担当 医事課
TEL:059-259-1211(代表) FAX:059-256-2651