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○当研究部では、大学院生を募集しています

当センターは、平成10年に厚生労働省から成育医療の基幹施設に、平成13年にユニセフから赤ちゃんに優しい病院(Baby Friendly Hospital)に、そして、平成15年に三重県から総合周産期母子医療センターに指定されています。臨床研究部では、その診療機能特性を生かし、新生児学、発達免疫学、認知・行動科学、生態発達研究、遺伝子疾患研究など異領域の最前線の学際的共同研究として、母児間の免疫寛容の成立や流早産の要因ならびに新生児の免疫学的特徴を解明し、胎生期から免疫機構の成熟あるいは適応過程を明らかにすること、および、神経・行動学的発達、生態学的適応過程から早期診断と治療法に関する指針を提供し、子供の心身の安らかな発達を促すことを目標に研究を進めてきました。
このような大学にない研究設備、活発な研究活動、高度な研究水準、ユニークな研究内容が認められ、平成18年当センター臨床研究部に三重大学大学院生命医科学専攻病態解明医学講座新生児医学分野が新設されました。国立病院機構に働く研究者としては大変な光栄に浴しましたが、一方で、医学教育・医学研究の充実と資質の向上を図り学術および科学技術の発展に寄与するという責務と、三重県の周産期医療の発展と健やかな成育環境の整備の礎となる臨床研究・医学教育を実践するという使命が託されています。
現在の日本の少子高齢化社会の将来を担う赤ちゃんが健やかに成長できる環境を提供することを目標に研究を進めています。
多くの小児科医に当大学院に興味を持っていただき、ともに研究できることを願っています。