院長からのメッセージ

三重中央医療センター 院長  下村 誠




 当サイトを訪れていただきありがとうございます。

 5疾病5事業という言葉をきいたことがあるでしょうか?医療計画で定められている病院がはたすべき役割です。5疾病とは脳卒中、がん、糖尿病、急性心筋梗塞、精神疾患で、5事業とは救急医療、周産期医療、災害医療、小児救急医療、へき地医療です。2024年度から始まる第8次医療計画では新興感染症が加わり5疾病6事業になります(右図)。

当院はこのうち、脳卒中、がん、糖尿病、急性心筋梗塞の4疾病と、救急医療、周産期医療、災害医療、新興感染症の4事業とさらに結核の診療も行う病床数486床の県内でも有数の急性期総合病院です。

 救急医療では津地区医療圏の主に2次救急を担当しています。年間約4500台の救急車を収容し、脳卒中、心筋梗塞など一部の疾患では3次救急にも対応しております。今年、新たに救急科を新設し、常勤の救急救命医を招聘しました。2024年には新しい救急棟の建設が予定されており、さらに救急患者もふえると思いますし、救急救命医から直接指導を受けることができる体制になります。


 周産期医療では当院は県の総合周産期母子医療センターに指定され、ハイリスクな妊婦を診療するMFICUや低体重新生児を治療するNICUを有します。

 小児科、精神科、地域医療をのぞいては院内で初期研修が完了できる体制をとっています。研修医の定員は8名で今年はフルマッチを達成し、当院の研修体制の良さが認知されてきたと喜んでいます。当院の研修は比較的自由で研修医どうしのチームワークは抜群で、アットホームな雰囲気が特徴です。指導医陣も各科充実しています。

  ご一緒に、われわれの研修の輪に加わりませんか。
 是非、一度病院見学に来てください。お待ちしております。

 

 

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