院長からのメッセージ
三重中央医療センター 院長 下村 誠
当サイトを訪れていただきありがとうございます。 皆さんは5疾病6事業という言葉をきいたことがあるでしょうか?医療法で定められている病院がはたすべき役割です。5疾病とは脳卒中、がん、糖尿病、急性心筋梗塞、精神疾患で、6事業とは救急医療、周産期医療、災害医療、小児救急医療、へき地医療、新興感染症です。当院はこのうち、脳卒中、がん、糖尿病、急性心筋梗塞の4疾病と、救急医療、周産期医療、災害医療、新興感染症の4事業を担う県内でも有数の急性期総合病院です。
救急医療では津地区医療圏の主に2次救急を担当しています。年間約6000台の救急車を収容し、脳卒中、心筋梗塞など一部の疾患では3次救急にも対応しております。2024年度新しい救急外来棟が完成しました。常勤の救急救命医から熱い指導を受けながら様々な救急疾患を勉強することができます。
呼吸器、消化器、循環器、脳神経領域では、内科、外科とも診療科がそろっており、小児科、精神科、地域医療をのぞいては院内で初期研修が完了できる体制をとっています。産婦人科では当院は県の総合周産期母子医療センターに指定されており、ハイリスク妊婦を診療するMFICUや低体重新生児を治療するNICUを有します。今後正常分娩の保険診療化に伴い正常分娩の件数も増える事が予想され、様々な分娩を経験していただく機会が増えると思います。運動領域や感覚器領域の診療科も揃っており、希望に応じて研修が可能です。
研修医の定員は2025年度から10名に増え来年度もフルマッチの状況です。比較的自由でアットホームな雰囲気が当院のモットーですが、各科指導医陣も充実し救急カンファレンスなど各種検討会にも参加して頂いています。2024年5月には卒後臨床研修評価機構(JCEP)の認定を受けました。自ら考え主体的に行動できかつ同僚や他職種とも協調できる研修医を待っています。ご一緒に、われわれの研修の輪に加わりませんか。
是非、一度病院見学に来てください。お待ちしております。