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各診療科の研修プログラム

麻酔科 後期研修

全身麻酔を初めとし、脊椎麻酔、硬膜外麻酔、伝達麻酔などの基本的な麻酔管理と術前評価を含めた周術期管理について、幅広い知識と確実な技術の習得を目指します。
 当科では、安全な手術麻酔管理を目指し、そのために必要な麻酔手技(気道確保、各種ルート確保、区域麻酔、神経ブロックなど)の研鑽を日々行っています。そのうえで様々な病態の患者に合わせて麻酔計画をたて、術中の全身管理を行っています。また、予定手術や緊急手術など、手術室のマネージメントにも深く関わっています。
 当院では、小児心臓手術、小児腹部外科手術を除く各科の手術(年間2000例弱)が行われておりますので、麻酔科認定医及び麻酔科専門医の取得に必要な症例が経験できます。また、当院は周産期母子センターも併設されておりますので、様々な病態の帝王切開術やNICUに入室中のベビーの手術の麻酔管理なども経験できます。

コースの概要
麻酔科認定医コース:2年
麻酔科専門医コース:5年

取得資格
麻酔科標榜医:
麻酔科標榜医は、厚生労働省が唯一認めている診療科標榜資格です。
医師免許取得後、2年以上麻酔の修練を得たもの
 (日本麻酔科学会が定める認定資格)

麻酔科認定医:麻酔科標榜医であること

麻酔科専門医:認定医として、2年以上麻酔科関連業務に専従していること

麻酔科指導医:専門医取得後、満5年以上麻酔科関連業務に専従していること

目標

血管確保(末梢静脈、中心静脈、動脈カテーテル)が行える
マスク換気、気管挿管、ラリンジアルマスク挿入を行える
気管挿管やラリンジアルマスクの適応と合併症が理解できる
気道確保困難対処のアルゴリズムを理解し、実践できる
硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔の手技を身につけ適応や合併症を理解する
各種ブロックの適応、方法、合併症を理解し、実践できる
体位変換を必要とする麻酔・手術の注意点を理解し、実践できる
全身麻酔薬、鎮静薬、麻薬、筋弛緩薬の薬理を理解し、正しく使用できる
心血管作動薬の薬理を理解し、正しく使用できる
肺動脈カテーテルを挿入し、評価できる
分離肺換気を行うことができる

募集人員

3名

麻酔科管理症例実績(平成24年1月~12月)

産婦人科            460
(うち帝王切開         225)
消化器系手術          455
整形外科手術          414
脳外科手術           168
呼吸器外科手術         156
泌尿器科手術           97
成人心臓・大血管手術       59
耳鼻科手術            41
眼科手術             13
歯科口腔外科手術         3
(上記のうち小児手術       77)
その他              45
合計              1911

指導体制(平成25年12月現在)

麻酔科指導医  2名
麻酔科専門医  1名

お問い合せ・見学希望など

〒514-1101 三重県久居市明神町2158-5
三重中央医療センター 事務部管理課 庶務班長 小林 隆弘
317-miechuo-kenshu@mail.hosp.go.jp
TEL 059-259-1211 内線1204
FAX 059-256-2651

 

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