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メッセージ

三重中央看護学校
在校生からのメッセージ

1年生

23期生 1年

入学してから専門的な知識や看護技術を学んでいます。学ぶ事は多くありますが、わからないことがあれば先生、先輩方が丁寧に教えて下さいます。また、友達は、優しく温かい人達ばかりで自然と仲も深まり、充実した日々を送っています。

本校では、学生が主体のボランティア活動も盛んに行われており、人としても大きく成長できる場所だと思います。私自身、今後成長し看護師になる夢を叶えていきたいと思います。

2年生

22期生 2年

1年生の実習で初めて患者様を受け持ちました。実習を通して看護の奥深さ、やりがいを感じ、看護師になりたいと思う気持ちが強くなりました。実習最終日に患者様から“ありがとう”の一言を頂いた時、この道を目指して良かったと心から思いました。専門的な講義や看護技術の演習を通して、看護師になるという夢の実現に一歩一歩、近づいている実感がわき、嬉しく思います。

皆さんも私たちと一緒に看護を学びましょう。

 

3年生

21期生 3年

当校は母体病院に隣接しており、実習環境にとても恵まれています。また、病院と連携した行事もあり、患者様と関わる機会も多くあります。実習では悩む事もありますが、先生方や指導者さん方は個々に応じたアドバイスをして下さいます。3年生になり、国家試験の学習と実習の両立は大変ですが、少しずつ看護観も芽生え、自分の理想とする看護師に近づけるよう日々学習に励んでいます。
看護師国家試験に向けては、学生一人ひとりに担当の先生がついてくださるので、分からないことはすぐに相談することができ、勉強に集中することができます。
看護師という同じ目標を持つ仲間とは、勉強や看護技術の練習をすることができ、とても心強い存在となっています。みなさんも素敵な仲間と看護を学んでみませんか。

 

 

三重中央看護学校
卒業生からのメッセージ

卒業生から

現在どのような病棟で働いていますか?

私は現在ICU(集中治療室)で働いています。ICUは、重篤な急性機能不全やそうなる可能性の高い術後の患者様が多いのが特徴です。そのため、看護する側も疾患・治療に対する十分な知識や技術、また急変にも動じず冷静に対応できる能力が求められます。患者様の状態がよくなると他の病棟に移動となるので、関われる時間は短いですが、その短い時間の中で、患者様にできることを考え、行っていくことに看護の楽しさを感じる病棟です。

看護師になってよかったと思う瞬間はありましたか?

患者様のことを一番良く知っているのは、患者様の一番近くにいる看護師です。私が勤務しているICUでは突然のことに混乱・不安を持っている患者様もいますが、先輩方はしっかりと寄り添い、患者様を支えています。私もまだそういったことはできませんが、いつの日か先輩のように患者様を支えることができると思うとこの道に進んで良かったと思います。

看護師になろうと思ったきっかけは?

幼い頃から人を助ける仕事に就きたいと考えていました。その中で高校生の時に看護体験に参加して、人とより密接に関わることができる看護師という職業に興味を持ったのがきっかけです。

なぜこの学校を選びましたか?

三重中央看護学校は、昔から実習に力を入れていることで有名な学校です。そのため、看護師に必要な知識や技術、心をしっかり鍛えることができます。また、学生が主体となって行う自治会活動も盛んに行われています。看護に必要なことだけでなく、自分の人間性も成長させることができるというところに魅力を感じました。

学生時代どのような学校生活を送っていましたか?

「On」と「Off」の区別をしっかりとした生活を送っていました。高校までとは全く異なる専門的な講義や技術演習、臨地実習などやるべきことがたくさんありました。しかし、ずっと「On」の状態でいると体がもたないので、たまに友達と体育館でスポーツをしたり、遊んだりして「Off」の時間もしっかりつくるようにしました。

特に心に残っている講義・実習はありましたか?

講義なら「教養と感性(マナープロトコール)」、実習なら「終末期実習」が一番心に残っています。
マナーの講義を初めて受けたときは、看護に必要なのかなと思いましたが、講義を聞くうちに看護師にとって知識・技術と同じくらい言葉遣いや挨拶といったマナーも重要だと感じました。
実習はどれも印象的でしたが、その中で終末期実習は私が体験したことのない死への不安・恐怖と闘っている患者様との関わりに看護の難しさを感じました。自分に何ができるのか必死に考え、指導者さんや先生に相談しながら看護を行い、実習最終日に患者様から言って頂いた「ありがとう。本当に楽しかった」という言葉は今でもしっかりと心に残っています。

当校を目指す後輩へ、メッセージをお願いします。

看護師を志している皆さん、三重中央看護学校は看護師に必要な知識・技術・心をしっかり鍛えることができます。先生方は時に厳しく、時に優しく私たちの成長の手助けをしてくれます。先輩方も優しく、学年を超えての交流があります。特に男子は結束力が強いです。もちろん看護師になるのは簡単なことではありませんが、三重中央看護学校は皆さんの夢が叶うようにしっかりサポートしてくれます。
可能性=無限大です。
ぜひ三重中央看護学校で看護の道を歩みましょう。

 

卒業生から

現在どのような病棟で働いていますか?

主に心臓に疾患のある患者様が入院している循環器内科・外科の病棟で働いています。ほとんどの患者様が心不全で入院されています。先天性の病気によって心不全になられる方もいれば、糖尿病や高血圧などの生活習慣病が原因となって心不全になられる方もいます。心不全は状態がよくなったり悪くなったりするため、退院後の薬や食事のコントロールがその人にあった方法で行えるよう病棟では日々話し合いを行い、栄養士や理学療法士などと協力し、患者様に関わっています。

看護師になってよかったと思う瞬間はありましたか?

患者様の何か力になりたいと思って学んだことが、患者様の笑顔につながった時は、本当にやりがいを感じ、看護師になってよかったと思います。学生時代も今も自分の無力さに落ち込むことがありますが、患者様の笑顔を見ると、お役に立てることが嬉しく、もっと勉強したいと思います。

看護師になろうと思ったきっかけは?

小さい頃から人と直接関わるような学校の先生や医療関係の仕事に興味がありました。進路に迷っていた高校3年生の時、中学からソフトボールを続けていたため、元気と体力があること、何かしてあげたいと思う自分のおせっかいな性格が、人の役に立つために活かせるのではと思い、看護師になろうと決めました。

なぜこの学校を選びましたか?

この学校には、実習先の病院が県内にたくさんありこと、学校から近く、設備も整っていることを知って決めました。

学生時代どのような学校生活を送っていましたか?

学生時代は忙しかったです。平日は学校のこと、土日は自分のしたいことを夏休みも予定をパンパンにつめていました。学校祭の委員をやっていたのですが、学校祭前に後輩と学校にギリギリまで残って準備をして大変でしたが、とてもいい思い出です。部活は茶道部に入って、浴衣の着付けも学びとても充実していました。

特に心に残っている講義・実習はありましたか?

「教養と感性」の講義は、マナーや接遇、音楽療法やアロマテラピーなど今までしたことがないことを学ぶことができ、とても楽しかったです。
 実習では、「老年看護学生活援助実習」が心に残っています。骨折で長期入院されていた患者様のリハビリの意欲をどのように向上させて、活動量を増やすか悩みましたが、その方はもともとおしゃれが大好きで身だしなみを大切にされていたことを知り、そのことを大切にした関わりを行ったことで、活動量を増やすことができました。このような看護もあるのか!と自分の中でとても驚きのあった実習でした。

当校を目指す後輩へ、メッセージをお願いします。

このホームページを見ているみなさんは、もともと看護師を夢見ている人、または看護の道を目指すことを迷っている人かもしれません。私はどちらかというと後者でした。看護師は大きな責任と、学び続けなければならない職業です。大変ですが、みなさん一人ひとりの人生や経験が、様々な人生を送られてきた患者様に寄り添う上で必ず役に立つ時が来ます。
三重中央看護学校では、迷ったり悩んだりしたときに支え合える仲間、先生方がたくさんいます。
ぜひ当校へ!皆さんのことを応援しています。

 

 

教員から

教員からのメッセージ 榊原

看護学生の3年間は、看護に必要な知識や技術を修得する時期です。そして、さまざまな友人や先輩と交流し、見聞や見解を広めていくことで豊かな感性を養う時期でもあります。 当校は、急性期病院である三重中央医療センター附属の看護学校であるため、実習施設と学校が密接に連携しています。常に最新の医療や看護に触れることができ、看護に必要な感性を磨く場としては、これ以上ない環境です。そして、身近に目標となる看護師がたくさんいます。その目標となる看護師の多くは、多くの看護に関する講義も担当します。そのため、病院にみえる患者の実際や、その患者に行った実際の看護について、普段聞くことができない話を聞くことができ、基礎から応用まで幅広い内容の看護を学ぶことができます。さらに、看護師は皆さんの臨地実習を担当します。教員と連携しやすいため、看護学生をよく理解しており、教員と一緒に一貫性のある助言や指導を受けることができます。
他にも、当校は「社会人基礎力」の育成に力を入れています。皆さんが目指す看護師には、看護に関する高い専門知識や技術だけでなく、「助け合い、人を思いやる」「相手の気持ちを察する」などの能力が必要です。この能力がなければ、身体的にも心理的にも健康ではない患者に寄り添うことはできません。そのため、講義や演習において、他人が発した言葉の意味を察し想像したり、他人に対し自分の意見を「発信」する場を設け、自分が抱いた考えを他人に理解しやすいような言葉や表現で伝えていく学習を取り入れています。さらに、看護は「チーム活動」であり、個人の活動だけでなく、「チームで働く力」「他人に働きかける力」をつけるために、自分以外の考えを聴き、皆の総意のもと1つの意見をまとめる等、グループ課題も積極的に取り入れています。
学生主体で活動している自治会では、サマーコンサートや、クリスマスコンサート等の企画を通し、先輩後輩が協力し合いそれぞれがリーダーシップまたはメンバーシップを発揮しながら活動しています。
以上のように、様々な学習や学校生活に社会人基礎力を養うための工夫を取り入れていますが、これらは、人との関わりやチーム活動を学ぶ良い機会であり、卒業後「専門職業人」として、それぞれが選んだ場所で活躍できる糧となっています。 皆さんの夢や目標をサポートするために、教員は各学年4名の担任制をとっています。臨床現場でたくさんの看護実践の他、教育や管理の経験がある教員です。そのため、特に看護技術に関する学習では、複数の教員が担当し、細かい体の使い方や所作まで見せ、できるまで助言しています。他にも、担任は定期的に学生と面接を行い、日々の学校生活における悩みや不安に耳を傾けるようにしています。
限られた3年間!学びの環境が整った当校で、同じ目標を持った仲間と一緒に学んでみませんか。私たち教員が精一杯サポートしていきます。

看護の仕事について教えてください

看護師の仕事は、赤ちゃんからお年寄りまで、すべての人の「心」と「体」をサポートしていく職業です。〝看護〟という字をみると、「看」には「対象をよく見る」、「護」には、「守る、助ける」の意味があります。患者さんをしっかり観察して異常がないかを判断し、患者さんの安全を守りサポートする、これが看護師の仕事の基本となります。また、医師の診断・治療のための補助的役割として、注射や包帯、手術の準備などがあります。そして看護は、患者の生活を支える役割として、患者の着替え等のお手伝いの他、患者とその家族への対応も重要な仕事です。

高度な専門知識と確かな技術が求められる看護師は、肉体的にも精神的にもハードで責任のある仕事ではありますが、人の役に立てるこの職業は、多くの喜びとやりがいを感じられます。

看護の魅力は何ですか?

自分達の看護で、患者さんの苦しさが減ったり、清潔を保つことができた時など、患者さんが少しでもよい方向(回復)に向かった時にやりがいを感じます。また、直接、患者さんやご家族から「ありがとう」などの言葉や笑顔に触れた時、人として成長できる素晴らしい職業だと感じます。

看護師になるために身につけなければならないことは何でしょうか?

「生活力」と「豊かな感性」だと思います。

看護師の仕事の1つに生活を支える役割があります。これは、看護師にしかできない仕事です。しかし、看護する立場である看護師に生活力がなければ、患者さんの生活を考えることも、よりよく生活するために何が必要で、現在何が不足しているのかも分かりません。患者さんやそのご家族の生活を支えられる看護師になるためにも生活力は大事です。

さらに、看護師には豊かな感性が必要です。看護の対象となる患者さんは、皆さん何らかの症状があり、言葉で辛さや痛みを伝えることができない方も多くいます。そのため、患者さんとの日常会話の中でふとこぼれる言葉や動作から、患者さんの色々な変化に気づく必要があります。

三重中央看護学校の特徴について教えてください

当校は、急性期病院である三重中央医療センターの附属看護学校であるため、学校と実習施設が密接に連携しています。常に最新の医療や看護に触れることができ、看護に必要な感性を磨く場としては、これ以上ない環境です。そして、身近に目標となる看護師がたくさんいます。その目標となる看護師には、看護に関する講義も担当してもらっています。そのため、病院に入院されている患者さんの状況や、それらの患者さんに行った実際の看護についても話を聞くことができ、基礎から応用まで幅広い内容の看護を学ぶことができます。さらに、病院の指導者も学生の状況をよく理解した上で指導に携わっているため、教員と一緒に一貫性のある助言や指導を受けることができます。

教員は各学年4名の担任制をとっていて、定期的に学生と面接を行い、日々の学校生活における悩みや不安に耳を傾けるようにしています。

日頃から大切にしていることを教えてください

看護師は様々な価値観や複雑な人間の気持ちに直接関わる職業ですので、人間対人間の関係が大切になります。人との関わりには、まず人間を理解することが大事ですので、常に、自分ならどんな気持ちになるだろうかと、相手のことを「想像力」と「察する力」をもって知ろうと心がけています。

最後に、ホームページをご覧の皆様、入学を検討中の方々へのメッセージをお願いします

「豊かな感性と誠実性を基盤に、生命に対する深い畏敬の念と専門職業人としての 探究心をもち、社会に貢献できる人材の育成を目指す」を本校の教育理念とし、広く保健・医療・福祉の担い手として多くの卒業生が母体病院のみならず、三重県を中心に活躍しています。人としての優しさと思いやりのある心を大切に、自ら感じ、考え、行動できる学生を育てていきたいと思っています。

 教員は根気よく、親身になって学生をサポートしていきます。学生一人一人の良いところを伸ばしていけるような教育をいつも心がけています。三重中央看護学校で、ぜひ一緒に看護を学びましょう。